小説家・作曲家・音楽研究家として戦前を生きた男
小説を書いた それは川端康成の見出すところとなり、芥川賞候補作品となった
島崎藤村の詩にメロディーをつけた コンサート会場には藤村その人も姿をみせたという
漱石の一番弟子の小宮豊隆は私的助手として 「東北の古代演劇」というテーマで神楽の研究を課した
昭和10年代、社会にほんの少し顔を出した長谷川千秋は 赤紙という召集令状によって沖縄に赴き短い生涯を終える
享年37歳。文筆家であり音楽家であった。
若くして亡くなった長谷川千秋が残した作品を デジタルアーカイブ化。
父がどんな人物だったか多くの人に知ってもらいたい。 千秋の家族が知る才人、長谷川千秋とは。