長谷川千秋 短編小説集 上下巻 現代語訳 長谷川正人 発行 

去る2024年6月20日、千秋の命日に、息子の正人が執筆した現代語訳の書籍を、正人の妻ゆりと長谷川千秋WEB記念館にて発行しました。千秋の妻で正人の母、幾より「(千秋の)音楽は梢、文学は正人がまとめてほしい」という言葉があったからか、正人は晩年、病魔と戦いながらも精力的に現代語訳に取り組み、出版の準備を進める中、2022年に他界しました。書籍は非売品ですが、作品は当WebサイトのブログにアップしたPDFで読むことができます。

 

 

水原吉郎(長谷川千秋)作品 現代語訳を公開

水原吉郎は長谷川千秋・文筆活動のペンネーム

 

原文執筆 1940(昭和15)年頃 

現代語訳・編:長谷川正人 2021年

当時の挿絵より

目 次

 

腕 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1


火渦 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19

 

ジュリエット ‥‥‥‥‥‥‥‥‥45

 

仙台 


その一 客引 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥61

 

その二 家 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥67

 

その三 猫 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80

 

その四 夜 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥91

 

その五 食い物に関して ‥‥‥117

 

仙台 改題 北国の懐郷病者 

 

その六 皮膚 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥131

 

その七 皮膚 ‥‥‥‥‥‥‥‥155

 

  

影 ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥    178

 

山間‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥‥ ‥ 184

 

出張日記‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ 192

 

駿河舞‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥  ‥ ‥ 211

 

安土の夜‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥‥ ‥ ‥ ‥ 233

 

青草‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥255

 

臥牛山図 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥273

 

猿 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥288

 

夢三題‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥305
 

 

雨の湯ノ湖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥314

 

 仙台改題北国の懐郷病者の表題について、
新風土昭和十五年四月号には「その七」、五月号には「その八」と掲載されていますが、
「その五 食い物に関して」と文章内容が連続しており、「その六」「その七」としました。

 今日の人権意識に照らして、不適切と思われる表現や言葉が見られますが、
作品が書かれた昭和十年代の時代背景を鑑みて、原文のまま掲載した箇所があります。
 また、傍線の言葉について、文末に説明を付けました。







 

「曇りの日のオホーツク海」を追加しました

「曇りの日のオホーツク海」詩 北原白秋 作曲 長谷川千秋 東京藝術大学附属図書館所蔵

音楽活動ページに、「曇りの日のオホーツク海」を追加しました。

     

     

「長谷川千秋」公式サイト  移転・リニューアルのお知らせ

長谷川千秋に関する記録を ご拝読いただきありがとうございます。

「長谷川千秋 生誕100周年サイト」を Flash機能の終了にともない
本サイト「長谷川千秋WEB記念館」に 移転・リニューアルいたしました。

長谷川千秋 旧サイト のデザイン
2008年から2021年まで公開
旧サイトのデザイン(2008-2020)

本2020年で千秋の没後75年となります。
長女・梢、長男・正人への取材、
資料の深掘りや新資料などの情報を、こちらに追加して参りたいと思います。

今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。